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犬を預けるか、連れて行くか。10年ぶんの判断を並べました

犬がいると、旅行のたびに判断がひとつ増えます。預け先は3種類あって、途中で「1日だけ預ける」という中間案を使うようになり、2022年に方針を決め直しました。10年ぶんの記録を、そのまま並べます。

車の窓から外を見る犬のイメージ

結論から言うと、10年かけて「預ける」から「連れて行く」に寄っていきました。

犬がいると、旅行や帰省のたびに判断がひとつ増えます。連れて行くのか、預けるのか。うちはこれを10年ぶん、そのつど決めてきました。

LINEに残っていた記録を並べると、判断の基準が途中で変わっています。何が変わったのかを書きます。

※犬の名前、預け先の名称、人の名前、金額は書いていません。

費用の項目に、最初から入っていた

2016年10月11日、旅行の費用を並べたメモが残っています。

  • ペットホテル代
  • 高速道路(往路は深夜割引)
  • 高速道路(復路は休日割引)
  • 宿泊費

宿と高速代と同じ並びに、預け代が入っています。

犬を飼う前は、旅行の費用は交通費と宿でした。飼ってからは、そこに1項目増えます。金額の大小より、項目が増えることのほうが影響が大きい。

計算に入れ忘れると、あとから足りなくなります。私は最初の年から、ここは並べて書いていました。

💡 車を持つと駐車場代が要るのと同じ構造です。本体の値段は比べるのに、付いてくる固定の項目は忘れやすい。犬の預け代も、そういう種類の費用でした。

預けるときに、確認していたこと

2018年5月13日、預ける前の確認事項が箇条書きで残っています。

  • 食事は1回分を小分けにして渡す
  • ドッグランの利用が別料金かどうか
  • マナーベルトが1日いくらか
  • 予約は前日の何時までか
  • ワクチンの証明が要るかどうか

5項目のうち3つが、当日ではなく事前に済ませるものでした。

前日の締切があるところは、思い立った日には預けられません。ワクチンの証明も、当日に用意できるものではない。

このメモは、たぶん1回目に慌てたから作ったのだと思います。2回目以降は同じ確認を繰り返していました。

実家に1週間は、断られた

預け先の当てがある、と思っていた時期があります。2019年6月4日、私は実家に頼もうとしました。

妻「預けるの反対されたよ?」

私「1週間預かってくれと言った」

私「余計に、ごじゃごじゃしそうだろ!笑」

1泊なら頼めても、1週間は別の話でした。

このとき出た代案が「どちらかが午後休を取る」です。犬の預け先が決まらないと、こちらの仕事の予定まで動きます。

親に頼めるかどうかを、私は日数で分けて考えていませんでした。頼める相手がいる、で止めていた。実際には、相手ごとに預けられる長さが違います。

💡 傘を借りるのに似ています。その日のうちに返すなら借りられても、1週間となると話が変わる。同じ「貸して」でも、頼んでいる中身が違います。

「その日だけ預ける」という中間案

2017年6月23日、私はこう書いています。

「登る日だけペットホテルに預けてもええしなぁ」

旅行の全期間ではなく、1日だけ預けるという発想です。

連れて行くか、預けるか。2択で考えていると、ここが出てきません。実際には、行程の中で犬が入れない場所は一部だけということが多い。

その一部だけを切り出せば、残りは一緒にいられます。うちはこの考え方を、けっこう使っていました。

💡 コインロッカーに近い使い方だと思っています。荷物を家に置いてくるか、全部持ち歩くかの2択ではない。必要な時間だけ預ける、という選択肢がありました。

預け先には、3種類あった

記録を整理すると、預け先は3つに分かれます。

預け先わが家での位置づけ
ペットホテルいつでも使えるが、事前の手続きが要る
知人安心できる。ただし相手の都合がある
実家近い時期は使える。距離と体調に左右される

同じ「預ける」でも、事前に必要なことが違います。

ペットホテルは書類と予約。知人と実家は、こちらの都合だけでは決まりません。私は3つとも試したうえで、行き先と日数で使い分けていました。

預け先から、断られた

方針を変えた理由を、前の記事では書きませんでした。ここに書きます。

2022年10月24日、預け先からこう言われています。

「他の犬噛むのなら来ないでくれ」

うちの犬が、ほかの犬を苦手にしていました。それを預け先へ伝えるのが遅く、預ける直前になって断られています。

同じ日、私はこうも書いています。

「しまいには、そんな重要なこと早く言えと怒られた」

怒られて当然でした。先方には、ほかの家の犬もいます。うちの都合で怪我をさせるわけにいきません。

伝えにくいことほど、預ける側は後回しにします。私もそうしました。相手が受けられるかどうかを判断するための材料を、こちらが握ったまま渡していなかった。

このあとになって、しつけの学校を探し始めています。順番が逆でした。

💡 中古品を売るときの傷の申告に似ています。先に言えば交渉になり、あとで見つかれば取り消しになる。黙っていて得をすることは、まずありません。

2022年に、方針を決め直している

2022年10月24日の記録です。

「預ける時は、実家なのか、もしくは、預けることはもうしない」

このどちらかにする、と書いています。

そのつど探すのをやめて、選択肢を2つに絞りました。決め直したこと自体が、記録に残っている数少ない転換点です。

理由は書きませんが、そのつど判断していると、毎回同じところで迷います。先に絞っておくと、旅行の計画そのものが速くなりました。

安心して預けられる先と、実際に使う先が、違っていた

断られる4年前に、妻はこう書いています。2018年6月12日です。

「短期間の時はしょうがないかな、、」

いちばん安心して預けられる相手には、長い期間は頼めない。だから短いときは別の預け先を使う。その使い分けを、4年間そのままにしていました。

このとき手を打つこともできたはずです。短い預け先のほうを増やすか、長く預けられる先を新しく探すか。どちらもやっていません。

困っていないから動かない、というのが正直なところでした。困ったのは2022年で、そのときにはもう選べる時間がありませんでした。

💡 タイヤの溝に似ています。減っていることには気づいていても、走れているうちは替えない。替えるのは、たいてい雨の日の翌日です。

連れて行くほうに寄せると、選ぶ場所が変わる

2020年2月、私はドッグランのあるオートキャンプ場を予約しています。

キャンプの記事にも書きましたが、犬がいると「入れる場所かどうか」が最初の条件になります。連れて行く前提にすると、探し方が変わる。

宿を選んでから犬をどうするか考えるのではなく、犬が入れる宿から選ぶ順番になります。

この順番にしてから、預ける回数は減りました。減ったぶん、選べる宿の数も減っています。どちらが良いという話ではなく、順番を決めると迷いが減るという話です。

犬と暮らした10年の記録は犬を飼って10年の記事に書いています。

預けるついでに、済ませられることがある

2018年6月5日、妻からこう来ています。

「預ける時にトリミングお願いしてみる?」

預かりとトリミングを、同じ場所で同時に頼めることがあります。

翌日、頼めるという返事が来ていました。連れて行く手間が1回で済む。うちはこれ以降、旅行と重ねてお願いすることが増えています。

もうひとつ、同じ年の4月にこう書いていました。

「駐車場とペットホテルが連携している」

空港へ車で行く場合、駐車場と預かりが組み合わせになっていることがある。移動の途中に寄るのではなく、出発地点でまとめて終わる形になります。

💡 引っ越しのときに、不用品の回収を同じ業者に頼むのに近い。別々に手配すると2回動くことになるものが、聞いてみると1回で済むことがある。うちはどちらも、聞いてみて分かりました。

使える形にしておきます

これから犬を迎える人に向けて、うちの記録から取り出せるものを並べます。

やること理由
旅行の費用に、預け代の項目を作る金額より、項目を忘れることのほうが影響する
預ける前の確認事項を、1枚にしておく前日締切とワクチン証明は、当日に間に合わない
1日だけ預ける、を選択肢に入れる全期間で考えると2択になる
預け先を2つに絞るそのつど探すと、毎回同じところで迷う
宿は「犬が入れるか」から選ぶ順番を決めると、探す時間が減る
まとめて頼めないか聞くトリミングや駐車場と組み合わせられることがある

いちばん効いたのは4行目でした。

選択肢を減らすほうが、旅行の計画は速くなります。うちは6年かけて、そこにたどり着いています。

※この記事は、わが家のLINEに残っていた記録をもとにしています。犬の名前、預け先の名称、人の名前、金額は書いていません。預かりの条件は施設ごとに異なります。

この記事の制作について

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