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犬を迎えて、車を買って、キャンプが趣味になりました

趣味は探して見つけたものではありませんでした。夫婦のLINE13年ぶんで「キャンプ」を数えたら、2016年5件が2017年に85件。犬を迎えた年ではなく、車を買った年に始まっていました。道具リスト、760キロ、子どもが生まれた年に半分以下になった話まで、記録のまま書きます。

山と湖のそばにテントを張ったキャンプのイメージ

結論から言うと、趣味は、探して見つけたものではありませんでした。

犬を迎えて、車を買って、その順番でキャンプが趣味になっています。

夫婦のLINEを13年ぶん検索したら、「キャンプ」という言葉の出方が年ごとにはっきり変わっていました。この記事に書くのは、その数字と、何がきっかけだったかです。

※キャンプ場名・犬種・家族の名前は書いていません。

数えました

年「キャンプ」を含むメッセージ
2014年7件
2016年5件
2017年85件
2018年97件
2019年74件
2020年59件
2021年30件
2022年27件
2023年38件
2025年24件

2016年の5件から、2017年に85件。17倍です。

この年に何が起きたか。車を買っています。2017年3月の契約でした。

順番は、犬 → 車 → キャンプ

並べるとこうなります。

時期できごと
2015年10月犬を迎える
2016年キャンプの話は5件。ほぼ出てこない
2017年3月車を契約
2017年キャンプ85件
2018年97件でピーク

犬が来ただけでは、始まっていません。車が来て、初めて動き出しています。

理由は、あとから考えると単純でした。犬を連れて行ける場所が限られる。電車と宿では選択肢が少なくて、車とキャンプ場だと一気に増えます。

💡 鍵と扉の関係に近いと思っています。犬は「行きたい理由」で、車は「行ける手段」。片方だけでは開きません。両方そろった年に、いきなり85件になっている。趣味が始まる年は、だいたい何かが2つそろった年なんじゃないでしょうか。

最初にやったのは、道具のリスト作り

2017年7月26日、私はメモにこう書いています。

「[ノート] キャンプグッズ

・テント(ペグ、ハンマー、カラビナフック付属?)

・テントマット

・寝袋

・キッチンテーブル

・ドライネット

・テーブル

・ハンモック

・ランタン

・炊飯鍋」

買う前に、一覧を作っています。

同じ日に、こうも書いていました。

「今日も、キャンプ道具調べたろ」

「今日も」です。調べる期間があったということ。7月に調べて、その年のうちに85件ぶんのやりとりが発生しています。

借りる案が先に出ていたのに、結局は買っている

リストを作ったのはいいのですが、その前に別の選択肢が出ていました。

2017年6月14日、私はこう書いています。

「実は、三鷹の実家にも何年も使っていないテントが眠っているそうだ!」

妻の返事は「まずはテントはお借りしてもええかもな!!笑」でした。

それから6週間後の7月24日、私は「あと、テント買わねば!!」と書いています。借りる話は、一度も実行されていません。

借りるほうが安いし、合わなければ返せる。分かっていて、買いました。新しく始めるときは、道具を揃えること自体が楽しくなってしまう。

さらに言うと、その年の2月末、妻は過去のキャンプを理由に「テントは避けたい」と書いていました。それも越えて買っています。

💡 走り始める前にシューズを買うのに似ています。続くかどうかが分からないうちに、道具のほうが先に揃う。続かなかったときに残るのは、道具だけです。

買った道具を、翌年には売ろうとしている

道具のリストは役に立ちました。ただ、揃えたものが全部使われたわけではありません。

2018年6月26日、私はこう書いています。

「キャンプ道具も使わんやつ売りに行くか!!」

リストを作って買った1年後に、使っていない道具が出ていました。

同じ日、その週末のキャンプ自体もキャンセルしています。理由は節約でした。件数がいちばん多かった年の、その内側にある記録。

買ったものが1年で不要になるのは、リストの作り方の問題というより、やってみないと分からない部分でした。実際に売ったかどうかまでは記録にない。

なお、注文したランタンが納期に間に合わず、その日のうちにキャンセルして別で買い直したこともありました。2017年7月31日のことです。リストがあっても、届かなければ意味がありません。

💡 引っ越しの荷造りに似ています。詰めてみて初めて、要らないものが分かります。

犬が入れる場所を探すのが、最初の仕事だった

2017年7月4日、妻から。

「犬もおっけーなキャンプ場あった!」

まず「犬が入れるか」を見ています。

犬がいると預けるか連れて行くかの判断が毎回発生します。キャンプ場を選ぶという行為は、うちの場合そのまま「連れて行ける場所を探す」ことでした。

犬と暮らして10年の記録は犬を飼って10年の記事に書いています。

2年目に、760キロ走っている

2019年4月14日のメモです。

「4/27〜4/29 ◯◯湖畔キャンプ場

12:00〜17:00までにチェックイン

8:15分 760キロ

4/29 フェリーで北へ」

760キロ。朝8時15分に出て、その距離を走り、翌々日にフェリーに乗る予定を立てています。

キャンプを始めて2年目です。近場から始まって、2年でこの距離を走るようになりました。行った範囲は、北は北海道、南は四国くらいまでです。

4年目に、発信しようとしている

2020年11月の記録です。キャンプの動画チャンネルを作ろうとしていました。

11月4日。

「キャンプギア、夫婦、犬、オススメキャンプ場 この辺りがポイントだな!」

11月9日には、コンセプトまで書いています。キャンプ場のある地域の名産品や地酒を扱うという内容でした。

そして11月12日、タグの案。

「#キャンプ #夫婦キャンプ #犬とキャンプ #地酒 #特産品」

結局、このチャンネルは形になっていません。

同じ年、私はWeb制作の勉強を1日6時間半やっていました。そちらの記録は1日6時間半勉強した年の記事にあります。両方は回りませんでした。

💡 いま見ると、順番の問題だったと思います。趣味を発信に変えようとするのは、趣味としては4年目でも、発信としては1年目。慣れているつもりで始めて、実際はゼロから2つ抱えることになります。続いたのはキャンプのほうで、消えたのはチャンネルのほうでした。

2021年に、いったん減っている

表を見ると、2021年に30件まで落ちます。

子どもが生まれた年です。

そして2022年が27件、2023年に38件で戻っています。やめてはいません。減って、また戻った。

ここは、犬の散歩の記事と比べると面白いところでした。散歩の連絡は子どもが生まれても減りませんでしたが、キャンプは減りました。

習慣子どもが生まれた年の変化
散歩変わらない(毎日必要なので、仕組みが崩れなかった)
キャンプ半分以下に減った(やめてもいいものなので、まず削られた)

削れるものから削れている、という当たり前の結果です。ただ、それが数字ではっきり出るのは面白い。

趣味を作りたい人へ

使える形にしておきます。私は探して見つけたわけではない側の人間です。その前提で読んでください。

やり方理由
「行きたい理由」を先に持つうちは犬だった。理由が先にあると、手段を探しに行く
手段が足りていないか確認する理由があっても、手段がないと始まらない。うちは車だった
道具のリストを、買う前に作る一覧にすると、足りないものと要らないものが分かる
最初は近場でいいうちも2年目でようやく遠出している
減る時期があると知っておく子どもが生まれた年は半分以下。やめたのではなく、減っただけ

いちばん効くのは、2行目だと思っています。

やりたいのに始まらないとき、足りないのは意志ではなく手段のことが多い。うちは2016年の時点で犬がいて、行きたい気持ちもあったはずです。それでも5件しかない。車が来た年に85件になりました。

そして最後の行も、書いておきたいところです。趣味は、減った年に「もう終わり」と思いやすい。うちも2021年から2年、半分以下でした。それでも3年目に戻っています。数字で見ておくと、そこで焦らずに済みます。

※この記事は、わが家のLINEに残っていた記録をもとにしています。キャンプ場名、犬種、家族の名前は書いていません。件数はメッセージ本文の検索結果で、実際に行った回数ではありません。

この記事の制作について

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