学び・資格

会社に受けろと言われた資格試験に、落ちました

2018年、会社の研修から流れで受けることになった資格試験に落ちました。3か月あって、動いたのは直前の5日。その7年後、同じ「断れない試験」には受かっています。違いは勉強量ではなく、試験までの時間をどこに置いたかでした。

木の机に置かれたノートと紙、ペンケース。受けると決められた試験の勉強机のイメージ

結論から言うと、私は会社に受けろと言われた資格試験に、落ちています。

2018年のこと。その7年後、また断れない試験が来ました。今度は受かりました。

違いは、勉強した量ではありません。試験までの時間を、どう置いたかでした。

この記事に書くのは、自分で選んでいない勉強を、どう終わらせるか。資格の解説ではなく、落ちた側の記録です。

※試験の名称や制度は当時のものです。いまとは違います。

知らされたのは、3か月前だった

2018年7月17日、私は妻にこう送っています。

「なんか、ようわからんのだが、、、10/21(日)現在受けている研修の、プロモーショナル・マーケティングの試験受けろと、メールが来たぞ!!笑 やば、、、」

「ようわからんのだが」から始まっています。自分で申し込んだものではありません。会社の研修に出ていたら、その流れで受験が決まった。

そもそもの研修は、こういう形でした。

  • 7月3日・10日・17日の火曜日、3回
  • 9時20分から17時30分まで
  • 会場は都内。平日、まる1日

丸3日、仕事を止めて出ています。会社としては、それなりの投資でしょう。私はそこにいながら、7月10日にはこう書いていました。

「グループワークでリーダーに選出されたが、、、、おれは本件に関しては、だいぶ的外れなことばかりしている」

試験の日程は10月21日の日曜日。3か月ありました。

2週間後の7月30日には、こう書いています。

「きみ!!! 10月の試験のホームワーク山ほどきたぞ!!」

課題も届いていました。材料も、時間も、そろっていた。

※この資格は現在、日本プロモーショナル・マーケティング協会がプロモーショナル・マーケター認証資格として実施しています。私が受けた当時の名称・内容とは異なります。

3か月あって、動いたのは5日

では、いつ勉強したか。

日付記録
2018年7月17日受験を知らされる
2018年7月30日課題が届く
2018年10月8日「勉強、、、、ノー完了」
2018年10月11日妻「今週土日は勉強せねば!!」
2018年10月16日「テキストへのマーカー付は終わった」
2018年10月21日試験。落ちる

試験の5日前に、テキストにマーカーを引き終わっています。

その3週間前には「ノー完了」と自分で書いている。やっていないことを、自覚したうえでやっていませんでした。

前日の10月20日には、こう書いています。

「東京帰ったら、昨日の試験サンプルを、同じ試験を受ける同僚に渡した後に、帰ります」

試験の前日に、サンプル問題を人に渡している。自分が解いた形跡は残っていません。

なぜ、やらなかったのか

意志の問題ではなかったと思っています。

さっき引いた7月10日の「だいぶ的外れなことばかりしている」が、ひとつの答えです。

もうひとつが、翌年1月29日のこれ。

「何も残らぬ、研修や、、、笑」

この研修に、私は意味を見つけていませんでした。

💡 ここを「やる気がなかった」で片づけると、次も同じことになります。私の場合、試験日が自分の予定表のどこにも入っていなかったのが実態でした。7月に知らされて、10月が期限。その間の平日と土日に、この試験のための時間が一度も置かれていない。意志ではなく、置き場所がなかった話です。

3か月は長く見えますが、予定に落ちていない3か月は、0日と同じです。

3か月を、どこに置けばよかったのか

ここからは記録ではなく、いま考えていることです。

7月30日、課題が届いた日。ここで10月21日から逆算して、土日を4回押さえておけば済んだと思っています。何を勉強するかは、そのとき決まっていなくていい。枠だけ先に取る。

私がやったのは逆でした。「時間ができたらやる」で3か月を過ごし、10月8日に「ノー完了」と気づいて、そこからさらに3週間放っています。

時間はできません。空いた時間は、必ず別のもので埋まる。

もうひとつ、当時できたのに、しなかったことがあります。同じ試験を受ける人が、社内にいた。前日にサンプル問題を渡した相手が、まさにそれです。声をかけて2回でも一緒にやっていれば、日程は勝手に決まりました。

一人でやると決めた時点で、締切が自分の中にしかなくなります。

7年後、また断れない試験が来た

2025年8月26日、私は課長試験を受けるように打診されます。そのときのメモには、こうあります。

「課長試験受けろと謎打診」「今回はお断りはできず」

「謎」と書いていて、断れてもいません。そこは2018年とまったく同じです。受けるかどうかは、選べない。

違ったのは、こちらの状況でした。

  • 2025年6月に、会社を辞める覚悟が決まっていた
  • 10月30日には、自分の会社を設立していた
  • 試験は11月7日
  • 同じ11月に、上司へ辞めますと伝えている

つまり、受かっても辞めると決めた状態で受けました。

そして、受かりました。合格の通知が届いたのは12月です。

その前後の話は昇進が決まった年に会社を辞めた記事に書いています。

違いは、勉強量ではなかった

自分でも意外でしたが、2025年のほうが、勉強に使える時間は少なかったはずです。会社を作り、二拠点の準備をし、事業の計画を書いていた時期ですから。

それでも受かった理由を、いま挙げるとこうなります。

2018年(落ちた)2025年(受かった)
試験が予定表に入っていなかった他の締切と並べて置いていた
研修に意味を見つけていない受かっても辞める、と決まっていた
準備は直前5日準備は同じく短い。ただし前後の予定が固まっていた
「ようわからんのだが」分かったうえで受けた

いちばん効いたのは、2行目だと思っています。

「受かっても辞める」は、投げやりに見えるかもしれません。でも実際は逆でした。結果に自分の人生が乗っていないぶん、落ち着いて受けられた。

2018年は逆です。意味は分からないのに、落ちたら格好がつかない。中途半端に自分が乗っていた。

選んでいない勉強を、終わらせるために

同じ状況の方に向けて、使える形にしておきます。

  • 試験日を知った日に、勉強する日を決めて予定に入れる(何をやるかは、あとでいい)
  • 「これは何のためか」を、無理に納得しようとしない。納得できないまま終わらせる方法を考える
  • やっていないことを自覚したら、その日に最小の一歩を置く(私は「ノー完了」と書いて、3週間放置しました)
  • 前日に人へ渡すものがあるなら、それは自分がやっていない合図

4つ目は、自分で書いていて痛いところです。前日にサンプル問題を人に渡す余裕があったなら、その分を自分に使えました。

そして、いちばん大事なことを最後に。

落ちても、続きます。

2018年に落ちた私は、その後も同じ会社にいました。仕事が変わったわけでも、評価が落ちたわけでもありません。2019年1月に「何も残らぬ、研修や」と書いて、それで終わりです。

選んでいない試験は、落ちたところでその程度のものでした。だから、必要以上に重くしないほうがいい。そのうえで、予定に入れておく。それだけの話だったと、いま思っています。

※この記事の日付とやりとりは、私自身の当時の記録で確認したものです。試験の内容・出題範囲については書いていません。資格の名称と制度は変わっています。受験を検討する方は、実施団体の最新の情報を確認してください。

会社に決められた別の試験の話は昇進試験と転職の面接を同じ月に受けた記事、勉強が続いた年の話は1日6時間半勉強した年の記事にあります。

この記事の制作について

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