仕事・キャリア

ケース面接の対策が独学で詰まるのは、自分の答えが何点か分からないからです

2024年に面接を受けて落ちました。準備シートを作り、面接官役も頼んだ。それでも通らなかった理由と、ケース面接という選考が独学と相性の悪い構造を、記録のまま並べます。

開いたノートとペンのイメージ

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結論から言うと、面接の準備を独学でやると、自分の答えが何点なのか分からないまま本番に行くことになります。

私は2024年に転職の面接を受けて、落ちました。準備はしています。シートを作り、妻に面接官役を頼み、仕事の合間にも対策をしていた。それでも落ちています。

先に立場を書きます。私はコンサルティング会社への転職をしていません。受けたのは別の業界で、ケース面接でもない。だからケース面接そのものの体験は書けません。

書けるのは、独学で面接の準備をして落ちた側から見て、何が足りなかったか。それだけです。

準備シートを作って、妻に面接官役を頼みました

2024年9月11日の朝8時19分、私は妻にファイルを1つ送っています。面接の準備シートです。そこに2行だけ添えました。

「明日から特訓や」

面接官役を頼んだわけです。

その日の14時47分、妻から返ってきたのがこれでした。

「面接準備のシートが長くてびびった」

びびられました。

長いシートを作ること自体は、たぶん悪くない。問題はそこではなく、そのシートが良いのか悪いのかを、判定できる人がいなかったことです。

妻は面接官ではありません。私の答えを聞いて「うん」と言うことはできても、「その答えは、この職種の面接では何点か」を言うことはできない。当たり前です。

💡 自分で書いた文章を自分で校正するのに似ています。誤字は見つかるが、伝わっているかどうかは分からない。読む人がいて初めて分かります。

仕事の現場でも対策していました

同じ年の8月13日、私はこう書いています。

「今なんて、検品所いるけど、面接対策しとるで」

仕事の現場で、面接対策をしていました。

時間は作っていたと思います。18年目で、目の前の仕事は回せる。回せるぶん、頭の一部が空いていた。その空いたところで別のことを考えていた。

そして9月20日に面接を受けて、落ちています。この経緯は辞める2年前に転職活動をして落ちた記事に書きました。

時間をかけたかどうかと、通るかどうかは、別の話でした。

ケース面接は、答えより過程を見られる選考です

ここからは、私が受けていない選考の話です。調べた内容として書きます。

コンサルティング会社の選考には、ケース面接と呼ばれるものがあります。「日本のコンビニの数を推計してください」といった問いを出して、その場で考えさせるものです。

私が受けた面接と、根本的に違うところが1つある。

選考の型見られているもの
経歴を聞く面接これまで何をやってきたか。実績と、その説明
ケース面接いま目の前の問題を、どう分解して、どう詰めるか

経歴の面接は、答えが自分の中にある。過去は変わらないので、整理すれば準備できます。

ケース面接は、答えが自分の中にありません。その場で作る。だから「準備する」の意味が変わります。

独学で詰まるのは、採点者がいないからです

ここが、この記事でいちばん書きたいところです。

独学でできることは、たくさんあります。フェルミ推定の型を覚える。過去の出題例を解く。声に出して説明してみる。

できないことが1つだけあります。自分の答えが何点なのかを知ること。

私の場合、妻に面接官役を頼みました。練習の相手にはなる。ただ、評価はできません。その職種で何が加点され、何が減点されるかを知らないからです。

  • 分解の切り口が粗いのか、細かすぎるのか
  • 途中で立てた仮説が、その業界では的外れなのか
  • 話す速さと、結論を出す位置が合っているか

これらは、その選考を知っている人にしか判定できません。独学の壁は、知識ではなく採点者の不在です。

💡 料理の味見に似ています。自分の舌だけで作ると、だんだん濃くなっていく。基準を持っている人に一口食べてもらうまで、ずれに気づけません。

採点者を、どこから連れてくるか

方法はいくつかあります。私が見た範囲では3つです。

方法良いところしんどいところ
その業界にいる知人に頼む無料。率直に言ってもらえる頼める人がいるかどうかが全部。相手の時間をもらう
有料の面接対策サービスを使う回数と時間を買える費用がかかる。相手の経験は事前に見えにくい
その業界の経験者がいる転職エージェントを使う求人の紹介と一緒に受けられるエージェントによって、面接対策の中身に差がある

3つ目は、エージェントを「求人をくれる人」ではなく「採点してくれる人」として見るという発想です。私は2024年にこの発想を持っていませんでした。

選ぶなら、私はここを見ます

エージェントを採点者として見るなら、確認することは変わります。

見ること理由
その業界の実務経験者が在籍しているか経験のない人には、その選考の加点箇所が分からない
面接対策を何回やるか、どう書かれているか「相談できます」と「面接ごとに模擬面接をします」は違う
選考情報をもとにした対策資料があるか一般論ではなく、その会社の傾向に寄せられるか
自分の職歴が対象に入っているか得意な出身職種は、エージェントごとに違う
相談だけで終われるか話を聞いて、応募しない選択が残るか

ランキングは作りません。どれが1位かは、受ける会社と自分の職歴で変わる。

コンサルティング業界に特化したエージェントの一例が、株式会社ラフロジック。公式サイトに書かれている範囲で挙げると、こうなります。

  • デロイト トーマツ コンサルティング出身でマネージャー経験のある方が在籍
  • 人材紹介業界とコンサル業界の2名体制で支援
  • 通常面接・ケース面接の対策を複数回実施し、面接がある度に模擬面接を行う
  • 各社の選考情報をもとに作成した面接対策シートの提供と作成支援
  • 相談は無料

公式サイトには内定率60%以上という記載もあります。※1次面接以降の内定率(2023年6月〜11月実績をもとに集計)という注記つきの数字です。お預かり企業40社以上という記載も、※2023年時点として書かれています。

支援事例として、大手制作会社のSEが年収740万から大手経営コンサルで1,000万になった例、メガバンクのSEが690万から850万になった例が挙げられています。

※いずれも支援事例の一例であり、成果を保証するものではありません。

想定されている対象は、20代後半から45歳程度、システムエンジニアとして2年以上の経験がある方です。

この記事が向かない人

  • コンサル業界を目指していない
  • いまの職種で経歴の面接だけを受ける
  • 面接ではなく、書類で落ちている

3つ目は別の話です。書類については職務経歴書に書く実績がない人への記事に書きました。

そして繰り返しますが、私はコンサル転職をしていませんし、ここに挙げたサービスも使っていません。書いたのは公式サイトに記載がある内容と、独学で準備して落ちた自分の記録だけです。

最後に

2024年9月、私は長い準備シートを作って、妻に面接官役を頼んで、落ちました。

いま思うのは、足りなかったのは準備の量ではなかったということです。シートは長かった。時間もかけた。足りなかったのは、それを見て「ここが弱い」と言える人でした。

そして2年後、私は転職ではなく独立を選んでいます。落ちたことが選択肢を1つに絞った、という話は辞める2年前の記事のほうに書いています。

相談は無料と書かれています。話だけ聞いて、応募しないという選択も残ります。

→ ラフロジックの無料相談を見る

※この記事は、私自身の2024年の記録と、公開情報をもとにしています。ラフロジックに関する記載は、同社公式サイト(2026年8月29日確認)によります。応募先の社名、上司・同僚の名前は書いていません。選考の基準は会社と時期によって変わります。私の一例です。

この記事の制作について

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