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結論から言うと、「辞めたいわけじゃないが、このままでいいとも思えない」という状態は、私の場合、自分では動かせませんでした。2回やって、2回とも同じところで止まっています。
先に立場を書きます。私はコーチではありません。勤めていた会社が用意したコーチングプログラムは3度ほど受けましたが、内容は覚えていない。自分でお金を払って、自分でテーマを決めて受けたことは一度もありません。
書けるのは、その状態を13年抱えて、動けなかった側の記録だけです。
同じ状態が、13年前と6年前にありました
2013年11月、私は他社の面接と、勤め先の昇進試験を、同じ月に受けています。外に出る準備をしながら、中で上がる試験も受けた。結果は残りました。
7年後の2020年10月2日、上司に辞めると伝えています。その日の15時42分、妻にこう送りました。
「課長は、朝話して絶句」
「部長は、よくわからんが、1時間半説得された!笑」
7年あいだが空いて、同じところで止まっています。2013年は残り、2020年は17日で撤回しました。
「辞めたいわけじゃない」は、いちばん動きにくい
待遇が悪かったわけではありません。人間関係が壊れていたわけでもない。残業も多くはなかった。
理由がないんです。
理由がないと、人に説明できない。説明できないものは、相談もできません。話しているうちに、自分で薄めてしまう。
💡 健康診断でどこも引っかからないのに、体が重い日に似ています。数値が出ないと、病院に行く理由が作れない。そのまま過ぎます。
1つ目。紙に書きました
1つ目にやったのは、紙に書くことでした。
2013年11月12日の朝5時18分、私は妻に長いメッセージを送っています。やりたいことを16項目、書き出したものです。
13年後、その16項目を自分で採点しました。採点できるものが7つ、できないものが6つ。採点できない項目は、13年たっても手つかずのままでした。
「心から誇れる仕事をする」は、いまも採点できない。誰に対して誇るのかを決めていないからです。
書いた時点では、動いた気になっていました。詳しくは16項目の答え合わせの記事に書いています。
2つ目。一気に動きました
2つ目は、一気に動くことでした。
2020年10月2日に伝えて、10月19日に撤回しています。その朝5時3分、家を出るときにこう送っていました。
「ださいおれ 行ってくる」
その2時間後です。
「もうちょっと続けます! っていうといた!!!」
聞かれたのは、次に何をやるのかでした。お金には答えられています。止まったのはお金ではありません。
答えられなかったのは、それを続けたいのかどうかです。この経緯は17日で撤回した記事にまとめました。
3つ目。人に頼りました
3つ目は、人に頼ることでした。
ここが、いちばん誤解していたところです。私にはメンターがいました。
2020年7月30日、こう書いています。
「今日から新しいメンターだが、最高や!!!」
8月25日には「メンター解約完了!!」。有償の契約で、期間があって、途中で交代もしています。
その2か月後に、私は辞めると言って、答えられませんでした。
メンターはいたんです。ただ、Web制作の技術を教わる契約でした。「それを続けたいのか」を聞いてくれる人ではなかった。
💡 車の整備士に、行き先を相談するようなものです。整備はしてもらえる。ただ、どこへ行くかは聞かれません。聞かれないまま走り出して、17日で戻りました。
3年後の2023年3月29日、私はこう書いています。「そして、メンターを見つけて、自分のスタイルを見つけることが重要」。同じことを、3年かけてもう一度言っていました。
3つとも、同じところで止まっていました
並べます。
| やったこと | できたこと | できなかったこと |
|---|---|---|
| 紙に書く | やりたいことが並んだ | 採点できない項目は、行動にもつながらなかった |
| 一気に動く | 伝えることはできた | 質問に答えられず、17日で戻った |
| 人に頼る | 技術は身についた | 行き先は聞かれなかった |
3つとも、「それを続けたいのか」に誰も触れていません。私も、紙も、メンターも。
調べていて、同じ分け方をしている会社がありました。ZaPASSコーチングキャリアの公式サイトです。停滞を突破しようとする手段を3つに整理していて、打ち上げ花火型(転職・退職・資格スクールの一気投入)、気づきループ型(自己分析ワーク)、環境依存型(上司・メンターのサポート)と書かれています。
環境依存型の説明はこうでした。「一定の改善は続くが、自律性が育たず不安定」。
私は3つ全部やって、3つとも続いていません。
会社が用意したコーチングは、3度受けています
正直に書きます。コーチングそのものは受けたことがあります。勤めていた会社のプログラムで、3度ほど。
内容は覚えていません。
そのうち1回は2019年1月29日でした。複数日のもので、折り返しの日にこう書いています。
「あとはんぶーん!!!」
「何も残らぬ、研修や、、、笑」
理由は、たぶんはっきりしています。自分のテーマを持って行っていないからです。会社が用意したから受けた、という以上の理由がなかった。
前年の資格試験も同じでした。断れない試験を受けて、落ちている。その話は選んでいない勉強の記事に書きました。選んでいないものは、残らない。
ZaPASSの公式サイトにも、「コーチングは自らがテーマを持って主体的に受けるものであり、受け身でコーチが何か教えてくれる時間ではありません」とあります。私のことでした。
選ぶなら、私はここを見ます
順位はつけません。合うかどうかは、いまどの状態にいるかで変わるからです。
| 見ること | 理由 |
|---|---|
| 総額がいくらか | 月額表示だと小さく見える。期間で掛けて見る |
| 伴走する人を、自分で決められるか | 合わない相手と数か月続けるのがいちばん重い |
| 終わったあとに残る形になっているか | セッションが終わったら戻る設計なら、また同じところに来る |
| 向かない人が書いてあるか | 書いていないサービスは、誰にでも売ろうとしている |
最後の1行が、いちばん効くと思っています。
具体的な選択肢を1つ挙げると、ZaPASSコーチングキャリア。30代から40代向けで、運営はZaPASS JAPAN株式会社、形式はオンラインです。
料金は公式サイトに出ています。90日で495,000円、180日で660,000円、240日で770,000円。いずれも税込。
50万円からです。この金額は伏せたくありませんでした。無料の事前面談まではかかりませんが、その先はこの額。知らずに面談へ行くと、お互いの時間が減るだけだと思います。
面談のあと、最大2名のコーチと体験セッションをして、伴走するコーチを決められる流れ。体験は1回4,400円という記載です。
※記載内容はいずれも公式サイト(2026年8月31日確認)によります。条件は変わることがあるので、申し込む前にご自身で確認してください。
この記事が向かない人
- 待遇や人間関係に、はっきりした問題がある
- すでに転職先が決まっている
- 面接対策など、目先の技術を探している
3つ目は、ZaPASS自身が「目先に転職するためにサポートしてほしい、年収を上げるために面接練習をしたいという方は向いていません」と書いています。面接で落ちた話なら別の記事にあります。
繰り返しますが、私はコーチではありませんし、自分で選んでコーチングを受けたこともありません。書いたのは公式サイトの記載と、13年ぶんの自分の記録だけです。
最後に
2013年に紙に書いて、2020年に一気に動いて、その前後で人にも頼りました。3つとも、辞めるかどうかの答えは出ていません。
答えが出たのは、そこから5年たってから。2025年10月に会社を作り、11月に辞意を伝えて、2026年4月に辞めました。1回目と逆で、準備してから言っています。
5年かかりました。その5年を短くする方法があったのかは、私には分かりません。ただ、あのとき足りなかったのは情報ではなかった。そこだけは、はっきりしています。
辞めるまでの順番は18年勤めた会社を辞めるまでの記事にまとめています。
※この記事は、私自身の2013年から2026年の記録と、公開情報をもとにしています。ZaPASSコーチングキャリアに関する記載は、同サービス公式サイト(2026年8月31日確認)によります。勤めていた会社の社名、上司の名前は書いていません。合うかどうかは人と時期によって変わります。私の一例です。

